2022.11.15(TUE)

「生命保険料控除制度」を知っていますか?

みなさん、こんにちは!

株式会社FPOです。

 

秋も深まり、今年も年末調整のシーズンになりました。

現在ご加入中の保険会社から「生命保険料控除証明書」が届き始めているかと思います。

期限もありますので、控除の手続きを忘れないようにしましょう!

 

生命保険料控除制度」とは…

生命保険に契約して保険料を支払うと、その支払金額に応じて、一定の額が契約者(保険料負担者)のその年の所得から控除されます。

これを生命保険料控除制度といい、その分だけ課税所得が少なくなり、所得税と住民税の負担が軽減されます。

対象契約

保険金や給付金の受取人が契約者ご本人または配偶者やその他の親族となっている保険契約です。

対象金額

その年の1月から12月までにお支払いいただいた保険料の合計額です。

 

※個人年金保険(税制適格型)にご加入の場合

一般の生命保険料控除及び介護医療保険料控除とは別枠で「個人年金保険料」としての所得控除が適用となります。

(ただし、税制非適格型年金の保険料や定期保険特約、医療関係特約等の特約保険料は、一般の生命保険料または介護医療保険料として控除されます。)

 

控除証明書」とは…

保険料を支払ったことを証明する書類のことで、「年末調整」や「確定申告」で生命保険料控除を受ける場合に添付書類として提出する必要があります。

 

保険料控除の手続き

年末調整の場合

勤務先から渡される「給与所得者の保険料控除申告書」に必要事項を記入し、「生命保険料控除証明書」を添付して勤務先に提出のうえ、「年末調整」を受けます。

※通常、保険料を給与振替(天引き)されている場合は、給与支払元の団体(会社)に一括して控除証明書を送付するため、「生命保険料控除証明書」の添付は不要です。

確定申告の場合

毎年2月中旬から3月中旬までに行う「確定申告」の際に、「生命保険料控除証明書」を 「確定申告書」に添付します。

 

国税庁ホームページに詳細が掲載していますので、ぜひ確認してみて下さい。

【国税庁ホームページ】

生命保険料控除

生命保険料控除の対象となる保険契約等

各種申告書・記載例