2025.12.22(MON)

ふるさと納税をやってみましょう!

皆さん、こんにちは! 株式会社FPOです。この時期になると、年末は故郷へ帰って過ごされるまたは別の地域へ旅行するといった方も多くおられると思います。さて、今回はどこに住んでいてもその地へ行かなくても地方へ貢献できるふるさと納税について紹介いたします。

 

ふるさと納税とは

ふるさと納税は「納税」という言葉がありますが実際には都道府県・市区町村への「寄附」のことです。自分の生まれた自治体以外も選んで寄附を行うことができ、寄附額のうち2,000円を越える部分について所得税と住民税から原則として全額が控除される制度です。ただし、控除を受けるためには原則として寄附を行った翌年に確定申告を行う必要があります。

 

ふるさと納税の流れについて

ふるさと納税の具体的な手続き方法は自治体によって異なりますので、納税先の自治体のHP等確認していただくか、各自治体にお問い合わせをお願いいたします。また、今回は確定申告を行う場合の流れについて紹介します。

 ①自治体を選ぶ

対象の自治体を選びます。

 ②ふるさと納税をする

ふるさと納税後、確定申告に必要な寄附を証明する書類(受領書)が発行されますので保管をします。ふるさと納税専用の振込用紙等でふるさと納税を行った場合は、払込票控が確定申告を行う際の寄附を証明する書類となる場合があります。

 ③確定申告を行う

ふるさと納税を行った翌年の3月15日までに、住所地の所轄の税務署に確定申告を行います。その際に、寄附を証明する書類(受領書)を添付します。

 ④所得税からの控除

確定申告を行うと、ふるさと納税を行った年の所得税から控除されます。源泉徴収等で既に納めている所得税がある場合は還付されることがありますが、還付される金額は、ふるさと納税を行った方の収入や他の控除等の状況によって変わります。

 ⑤翌年度の住民性からの控除

所得税からの控除に加えて、ふるさと納税を行った翌年度分の住民税が減額される形で控除されます。

 

ふるさと納税を行うと、どの自治体でも使用用途を指定して寄附することができます。今まで地方の支援といったらその土地の旅行か特産品を買うことが中心となっていましたが、ふるさと納税も既にその中に入っているかもしれないです。納税を行うとその土地の名産品などが返礼品として贈られるといった点も魅力です。ふるさと納税について、一度興味のある自治体について調べてみるだけでもやってみましょう!

総務省HP:よくわかる!ふるさと納税

総務省HP:ふるさと納税の流れ