2019.10.05(SAT)

介護のはてな??

みなさん、こんにちは!
株式会社FPOです!

今回は「介護」についてお話させていただきたいと思います。

1.介護の現状について

現在の日本において、介護が必要な方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
厚生労働省の調査によると、要介護認定者数(要支援含む)は2018年4月現在で656万人となり、
この18年間で約3倍に増加しています。
今後、高齢化の進展にともない、ますます増加することが予想されます。
さらに、年代別にみても、75歳以上では約3人に1人の方が要介護認定(要支援含む)されています。


2.公的介護保険について

公的介護保険制度は、要介護認定を受けた人が、公的介護保険指定の介護サービスを受けることができる制度です。
ただし介護サービスを受ける場合には利用限度額内で1~3割の自己負担があります。

公的介護保険は40歳以上の方が強制加入の公的制度です。
第1号被保険者(65歳以上)は、介護状態となった原因を問わずに、介護サービスを受けることができます。
一方、第2号被保険者(40~60歳)は、特定の16種類の疾病が原因の時に介護サービスを受けることができます。


要介護は、介護を必要とする度合いに応じて、「要支援1~2」「要介護1~5」の7段階に分けられます。
また、1~3の自己負担で介護サービスを利用できる限度額は要介護度に応じて決まっています。


3.介護でかかる費用について

要介護に認定されると、介護サービスの自己負担分1~3割がかかりますが、かかる費用はそれだけではありません。br> 利用限度額を超えた部分やサービスの範囲外のものは全額自己負担になってしまいます。


介護が必要になると、在宅介護の場合には家族に負担をかけるとともに介護期間にわたって費用もかかります。
また、施設に入るケースでは入居時の一時金を含めた多くの費用がかかるケースがあります。

介護が必要になった時のために早くから計画的に貯金をしたり、
健康なうちに民間介護保険で備えることが大切です。