2025.05.20(TUE)
入院時の食費の基準の見直しについて
みなさん、こんにちは。
株式会社FPOです。
さて、2025年4月1日から食材費等が高騰していること等を踏まえ、
入院時の食費の基準が引き上げられました。
給食管理に携わる管理栄養士・栄養士が物価高騰の対策として、
「業者から安価な食材を紹介してもらう」、「価格変動が少ない食材の使用頻度を増やす」、「冷 凍食材や加工食品を増やす」
などが行われており、長期化すると食事の質の低下が懸念されます。
医療の一環として提供されるべき食事の質を確保する観点から1食あたり下記のように引き上げられます。
患者負担分に関しては
①一般所得者の場合、 490円→510円 +20円
②住民税非課税世帯の場合、230円→240円 +10円
この食事代は日本全国どこの病院であっても、どんな患者であっても共通です。
また、2016年3月31日までは
一般所得者の場合、 260円
住民税非課税世帯の場合、210円でした。
2016年4月からの9年間で一般所得者に関しては150円、
住民税非課税世帯も30円値上がりしています。
食材等の値段高騰を考えると致し方ないかもしれませんが
医療費だけでも負担があって大変なのに食事代もこれだけ支払うとなると大変ですよね。
医療費などの制度について不明なことがありましたら
いつでもお問い合わせくださいませ。
厚生労働省HP:ホーム|厚生労働省
令和6年度診療報酬改定について|厚生労働省:001440678.pdf
平成28年4月から 入院時の食費の負担額が変わります:入院時の食費(ポスター)