2023.11.04(SAT)
定期預金金利が上昇!
みなさまこんにちは。株式会社FPOです。
11月に入りましたが、まだまだ日中はお暑いですね、、、。寒暖差にはくれぐれもお気を付けくださいませ。
早速ですが、長期金利の上昇を踏まえ、大手銀行が定期預金の金利を上げるというニュースがありました。定期預金をしている方も多いと思います。みなさまは、ご自身の定期預金口座の利率はご存じでしょうか。
なんと、6日から三菱UFJ銀行が、期間5年以上の金利を上げました。10年以上の定期預金の場合、0.002%だったところが、100倍の0.2%に上がります!(金利の引き上げは12年ぶり…。)
しかも、この動きに追随した三井住友信託銀行でも5年物の金利が現在の10倍の0.1%に、さらに7年物の金利が現在の50倍の0.1%になります!(金利の引き上げは16年ぶり…。)
実は、長期金利の上昇の影響は、生命保険会社にも出ているんです。
住友生命では、1日から、一時払い保険の予定利率(※1)を0.9%から1.0%に引き上げています(引き上げは2か月連続)。さらに、明治安田生命では、12月1日以降の契約から学資保険の予定利率を0.75%から1.3%に引き上げます(6年ぶり)。
※1 生命保険会社から契約者にあらかじめ約束する保険の運用利回りのこと(参考:生命保険の予定利率とは?【保険市場】 (hokende.com))
予定利率が高いほど、保険料が安くなるため、ご契約者さまにはプラスといえそうです。
しかし、金利が高くなるということは、これから住宅ローンを組むなど、お金を借りる方は負担が増えてしまうということになってしまいます。
このように、物事にはメリットとデメリットがあることをしっかりと理解したうえで、適切に金融商品を利用していくことがますます求められます。
知らなかったことで損してしまわないように、金融リテラシーを向上させていきましょう!!