2025.10.19(SUN)

後期高齢者医療制度の窓口負担割合が一部引き上げられました

皆さまこんにちは。株式会社FPOです。

まだまだ夏日があったり、夜は冷え込んだりなど寒暖差が激しいので、体調にはくれぐれもお気をつけください。

さて、今回は後期高齢者医療制度についてお話しようと思います。

後期高齢者医療制度とは?

・公的保険医療制度の一つ

・75歳以上もしくは、65歳から74歳までの人で一定の障害の状態にあると後期高齢者医療広域連合から認定を受けた人が加入する

―窓口負担割合は?

私たちが病院にいくと、公的医療保険適用であれば、かかった料金は全額負担することなく、3割負担などでお支払いしていますよね。

後期高齢者医療制度に加入している方は、原則1割負担です。しかし、一定以上の所得がある方は2割負担、現役並所得者は3割負担となっています。

(詳しい所得区分については、後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい? | 政府広報オンラインをご参照ください)

 

「所得が一定以上ある方は2割負担」と記載しましたが、実は、2022年10月の改正で1割負担から、2割負担に引き上げられています。

ですが、急激な負担がかからないように配慮措置が設けられていました。

―配慮措置とは?

・受診の際に窓口で支払う額の負担増加額が1か月当たり最大3,000円までに抑えるもの

この配慮措置が2025年9月30日をもって終了したため、窓口負担割合が2割負担の方は負担が増加します。

この負担増加は75歳以上の15%の方で、全員に当てはまるわけではないそうです。

具体的な金額の例などは以下のサイトをご覧ください。

(参照:10月から75歳以上の医療費「2割負担」…実際の対象者と負担額を徹底解説 | 知らないと損する!医療費の裏ワザと落とし穴 | ダイヤモンド・オンライン

医療費制度がいつ改正されてもおかしくないため、これまでより負担額が大きくなる可能性もあります。

株式会社FPOでは民間の医療保険を複数社扱っております。

今は健康でも将来が心配という方、少しでも将来に備えたいという方、入ろうか迷っていて話だけでも聞きたいという方など、どんな方でも大歓迎です。

相談は何度でも無料でも気になった方はぜひお越しください。

参照:高齢者医療制度 |厚生労働省

   後期高齢者医療制度 | 全国健康保険協会について | 全国健康保険協会

   【2025年10月から】後期高齢者の医療費「1割→2割」負担の本格実施へ!「自分も対象?」判断する“年金収入のボーダーライン”も詳しく解説|ファイナンシャルフィールド|その他老後