みなさん、こんにちは！
株式会社FPOです！

前にこちらで「認知症」についてのお話をさせていただきました。
今日はその「認知症の対策」についてお話したいと思います！

認知症とは

認知症は脳の神経細胞が障害を受け、日常生活を自立して送れないほど認知機能が低下した状態です。
４大認知症疾患が8～9割を占め、そのはか、脳外科疾患(慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症等)や
内科疾患(甲状腺機能低下、ビタミンB欠乏等)が原因の認知症もあり、これらは治療で治ります。



「軽度認知障害(MCI）」段階での早期発見が重要

ほかの病気でも、早期発見で治療の選択肢が増えたり、回復の可能性が高くなるのと同じで、
認知症も「軽度認知障害」(MCI=Mild Cognitive impairment)の段階で介入することが重要視されています。
「MCI」は物忘れはあるけれども、日常生活に大きな支障はなく、認知機能検査では正常と認知症の間を示す状態です。
放置すると５年以内に認知症に進行する確率が50％といわれる一方で、
回復する人も10～15％ほど見られます。

認知症の発見は周囲の人間がいかに早く「変化」に気づくかが重要です。
得意だったことが苦手になる、大好きだった趣味をやらなくなる、性格が変化する等、
小さな「変化」を見過ごさないようにしたいものです。

生活全体でリスクを減らす認知症の予防

認知症の予防には、病気そのものを防ぐ(一次予防)、発症を遅らせる(二次予防)、
進行を遅らせる(三次予防)という広い意味が含まれます。
血管性認知症は生活習慣の改善によって一次予防が可能です。
アルツハイマー病の一次予防は難しいものの、発症を遅らせることはできます。

予防で最も大事なのは生活習慣病をきちんと治療すること。
栄養バランスの良い食事、運動、お酒を飲みすぎない、6～7時間の質の良い睡眠等も大切です。

豊かな人生を送るためにも、認知症に関する正しい知識をもっていただくことが重要です。