2024.09.09(MON)

10月より火災保険料が改定されます

みなさまこんにちは。株式会社FPOです。

今回は火災保険料の改定についてご案内いたします。

2023年6月に、火災保険の参考純率※の引き上げが発表されました。

これにより、各損害保険会社は2024年10月以降、火災保険料の改定が実施されます。

 

※参考純率

保険料率は純保険料率と付加保険料率で構成され、損害保険料算出機構にて純保険料率部分を算出しています。

この損害保険料算出機構が算出する純保険料率を「参考純率」といいます。

 

改定の主なポイントは2つです。

①参考純率を平均で13%引き上げ

→自然災害などによる保険金支払いの増加とリスク環境を踏まえた対応

 
②水災に関する料率を地域のリスクに応じて5区分に細分化
 
→水災料率における契約者間の保険料負担の公平化
現行の火災保険参考純率において、水災に関する料率は全国一律でした。
しかし、洪水や土砂崩れなど、水災による損害が増加し、保険契約者間の水災リスクの違いなどの観点から水災料率の体系の見直しが必要となりました。
 
 
改定の影響については、保険会社や保障内容・お住まいの地域等により異なります。
火災保険料の改定前に、現在ご加入の火災保険の内容確認をしてみてはいかがでしょうか?
 
 
以下のHPからも詳しい情報をご確認いただけます。
損害保険料率算出機構:火災保険参考純率