2023.05.15(MON)
5月30日は消費者の日!
こんにちは!
株式会社FPOです。
5月30日は消費者の日です。
日常に潜む消費トラブルについてご案内します。
全国の消費生活センター等には、インターネット通販における「偽物」に関する相談が多数寄せられ、
そのうち“代金引換サービス”(以下、代引き配達)の利用によるトラブルが増加しています。
インターネット通販では、消費者は通販サイトの写真や情報をもとに申し込むことになりますが、“公式通販サイト”“正規品”と思って申し込んだはずが、届いた商品は「偽物」だったという相談が多く寄せられています。
また、“代引き配達”の場合、消費者は宅配業者に代金を支払って荷物を受け取り、開封して初めて商品を確認することになるため、代金を支払う前に商品が「本物」か「偽物」かを確認することができません。
代金を支払った後に商品が「偽物」とわかって、宅配業者等に返金を求めても返金されません。
「偽物」が届く通販サイトの特徴
・販売価格が大幅に値引きされている。
・通販サイトに記載されている日本語の字体、文章表現がおかしい。
・販売業者の名称(会社名)、住所、電話番号などの情報が通販サイトに表示されていない。
・表示されていても虚偽だったり、無関係の情報である。(特定商取引法では、販売業者の名称、住所、電話番号などを通販サイト等の広告に表示しなければなりません(特定商取引法11条))
・通販サイトで支払い方法が“代引き配達”しか選択できない。
・クレジットカード決済で注文したにもかかわらず、“代引き配達”に一方的に変更される。
・“代引き配達”の送り状で、「依頼人」が販売業者の名称(会社名、サイト名)とは異なっている。(送り状の「依頼人」の欄には、販売業者の名称(会社名、サイト名)が記載されておらず、「発送代行業者」の名称(会社名)が記載されていたり、虚偽の情報が記載されていることがあります。)
日常的に通販サイトを利用することが増えた今こそ安全に利用したいものですね。
不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう!!
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。