こんにちは。
株式会社FPOです。


厚生労働省から高額療養費制度についての変更点が厚生労働省のホームページに記載されていました。

そもそも「高額療養費制度」って何？とお思いの方もいらっしゃると思いますのでそこからお話いたします。

「高額療養費制度」
医療機関等の窓口で支払った額がひと月（月の初めから終わりまで）で上限額を超えた場合にその超えた金額を支給する制度

例：月額報酬28万～50万の方がひと月に100万円の医療費がかかった場合

参照：ソニー損保HP

この例の場合ですと、医療費が100万円かかったとしても、実際の自己負担額は約9万円ですみます。
残りの負担額約21万円が高額療養費制度で国が負担をしてくれます。

この制度は年齢や所得に応じて自己負担額の上限が変わってきます。
今回変更点があったのは70歳以上の方です。

理由としては
「高齢者と若者の間での世代間公平が図られるよう、負担能力に応じたご負担をいただく必要があります。」
と厚生労働省のホームページに記載があります。

日本は高齢化社会であり、今高齢者といわれる方も働いている方が結構いらっしゃるので
今回のような変更があったのではないかと思います。

－変更点－

参照：協会けんぽHP

赤枠で囲ってある部分が変更された箇所です。
現役並みに所得がある方はより細分化されました。
厚生労働省も段階的に見直しを行っていくということですので、また見直しがあるかもしれません。

今後も状況をお伝えできればと思います。