2026.05.27("WED)

5月31日は世界禁煙デー

皆さん、こんにちは! 株式会社FPOです。

 

気温が上昇する日が増え夏の近づきを感じております。さて、5月31日は世界禁煙デーです。この日は、1989年にWHO(世界保健機関)にたばこを吸わないことが一般的な社会習慣になることを目指して制定された日です。今回の記事では、これに関連し喫煙の影響と禁煙方法について紹介いたします。

 

たばこの煙について

喫煙の影響について述べる前に、たばこの煙について説明します。フィルターなど吸い口から喫煙者が吸う煙を「主流煙」、喫煙者が吸って吐き出した煙を「呼出煙」また、火がついた部分から立ち上る煙のことを「副流煙」といいます。また、これらのたばこの煙の成分は

粒子成分とガス成分の2種類で構成されています。紙巻たばこの煙では粒子成分に4,300種類、ガス成分に1,000種類もの化学物質が含まれています。

 

喫煙による影響

1. 喫煙者本人の影響

喫煙はがん、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など多くの病気を引き起こすとされています。

2.受動喫煙の影響

空気中に漂う呼出煙と副流煙が混ざった煙である「環境たばこ煙」を周囲の人が吸ってしまうことを「受動喫煙」と言います。この喫煙との関連が確実と判定された肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群(SIDS)の4疾患について、超過死亡数を推定した結果によると日本で年間約15,000人が受動喫煙で死亡しております。

 

禁煙方法について

ここでは禁煙開始1週間前から始める禁煙を容易に行いやすくするコツについて紹介します。

1.禁煙開始日の設定

何かの記念日や1のつく日など覚えやすい日を設定し、開始日を決めたらカレンダーに印をつけ禁煙宣言書を作り見やすい場所に貼ることで禁煙開始への意欲が高まります。

 

2.吸いたい気持ちの対処法の練習

禁煙開始後数日間は吸いたいという気持ちが1日数回出現することもあります。そんなときの対処法を事前に考えておくことで、吸いたい気持ちのコントロールが可能となります。例えば、起床後すぐに吸いたくなったら顔を洗うといった喫煙の代わりになる行動を実施します。

 

 3.いつもと違う感覚を身につける

喫煙者であると無意識の内にたばこを吸ってしまうことがあります。これらの行動は、禁煙中でも起こり得ることです。そのため禁煙前に一度、意識的に喫煙する練習をします。たばこを持つ手を替えてみたりして「たばこを吸っている」という意識を持って吸ってみましょう。

 

 4.薬の服用

薬局や薬店で購入できるニコチンガム、禁煙外来で処方されるバレニクリンといった「禁煙補助薬」を服用することでご自身の力で禁煙するよりも容易に禁煙が可能となります。

 

 5.治療用アプリの使用

「禁煙治療用アプリ」には治療に必要な情報のまとめ等、禁煙中の悩みを解決してくれる内容となっております。このアプリの利用は禁煙外来で処方してもらう必要があります。

 

禁煙は一人だけの戦いかもしれませんが、周囲の身内や医師、薬といった頼れる人や物をどんどん活用し行っていくことが重要かもしれません。

 

健康日本21アクション支援システムHP:たばこの煙と受動喫煙

健康日本21アクション支援システムHP:喫煙による健康影響

健康日本21アクション支援システムHP:禁煙の準備